Sayaのつれづれ投資日記

投資していたらいつの間にか投資家同士で結婚して2児の母になってるちょっとした変わり者のブログ。頑張りすぎない資産形成の状況や働き方などさまざまなことについてつれづれと綴っていきます。

【専業主婦向け】NISAとiDeCoどちらが優先?

こんにちは、Sayaです。
専業主婦になって、それでも資産形成はやめたくない!
乳児を抱えた今、仕事はこれから探すとして、資産形成どうしていこう?と考えています。


まず、国から提供されている資産形成のツールとしてNISAとiDeCoという2つの非課税優遇制度があります。


個人のケースによりますが、私個人は「今のところNISAを早めに埋めつつ、iDeCoもできる範囲でやる」を指針として掲げています。


この考えに至った背景として、専業主婦はNISAとiDeCoどちらを優先したら良いのか?についてまとめてみました。


どちらの制度を使ったらいいの?と悩んでいる方などの参考になれば幸いです🥰

2024年からの新NISAの概要

国民1人あたり生涯投資枠1,800万円が非課税


まず、2024年1月からスタートした新NISAの概要についてみていきます。
基本的には金融庁HPで説明されている以下の図の通りです。



非課税期間が無制限&口座開設期間が恒久化したので、基本的に生涯にわたって利用できるようになりました。


年間投資資金の上限は、年間つみたて投資枠が120万円、成長投資枠が240万円なので、1年間で最大360万円投資に回せます


総枠は1,800万円までなので、もし1年間で360万円枠を消費していくと、5年間で枠は使い切れますね。
もちろん、1年間にどれだけ枠を使うかは個人の采配に任されています。
数万円だけ使うというのでももちろんOK。
口座開設しただけでほったらかしでもペナルティーはなし✨
口座維持費用は0円です。


以前のNISAと異なり、金融商品を売却した際、枠が簿価方式で復活するので弾力的な使い方ができますね。
子どもの教育費が必要になったから、資産の一部を売却するなんてことがやりやすくなりました。
簿価方式というのは、平易にいえば購入金額と思ってもらえれば。
10万円で購入して、20万円で売った場合、枠として復活するのは10万円ということ。
(ちなみに枠の復活は翌年以降となります。)


ともかく売却益は非課税となるので、20万円で売却したら20万円そっくり手元に現金化できるのは大きな魅力です。


日本国内に在住する18歳以上の成人であれば、誰でも口座を持てるので、子どもたちには成人したら口座開設をして資産形成していってほしいなと思います😀



専業主婦でもできるiDeCoの概要

年間非課税枠は上限があるので注意


iDeCo(個人型確定拠出年金)は、年金の一種です。
国民年金の支払いをしていることが大前提となります。
自分では払っていませんが、夫の扶養に入っていますので専業主婦はiDeCoが使えます


iDeCoは年金の種別によって掛金の上限金額が異なったりと少し複雑な制度です。
一応、掛金上限については以下の通りです。




専業主婦(専業主夫も可)は第3号被保険者なので、月額2.3万円、年額27.6万円まで掛金を拠出できます。


iDeCoについても国民年金基金連合会の公式HPで情報が公開されているので、気になる方はチェックしてくださいね。


私は第1号から第3号へ変更だったので、専業主婦になる際、掛金変更をしました。
こちら結構時間がかかったりしたので、詳しくはまた別記事で紹介しますね。


さて、iDeCoのメリットといえば、以下のような点でしょうか。


  • NISA同様非課税で運用ができる
  • 60歳まで原則引き出せない分、老後資金の準備に適している
  • 掛金が全額所得控除になる
  • 受け取り方法を選択でき、受け取り時にも控除がある


非課税運用ができる点では、NISAと変わらずですね。
ただ、iDeCoは60歳まで引き出せないので、資産を拘束されたくない場合には向いていません


また、口座開設をしたら受け取り時まで口座管理費用がかかります
掛金がいくらでも口座を保有しているだけで月々かかるランニングコストがあるので注意が必要です。


資産形成層はNISA>iDeCoが基本

iDeCoを活用するメリットもある!


というわけで、iDeCoのデメリットを考慮すると、資産形成層はiDeCoよりNISAを優先的に活用するのが良さそうな気がします。


専業主婦だと所得がそもそも低いので、所得控除のメリットが小さいですよね。
小さいけれど、控除されることはされるので、絶対やらない!というのももったいない気がします。
(また、130万円をちょっと超えたとしてもiDeCoやってたら控除されて税金がかからないといったメリットがあるかもしれませんが…)


また受け取り時に税金がかかるというのは、どの年金でも同じことです。
この辺は工夫しながら受け取る必要がありますが、専業主婦には基本的に退職金がないので、退職金控除の恩恵を受けやすいのはiDeCoのメリットといえます。


個人的には、資産形成層はNISA>iDeCoで活用していって、余力があればiDeCoも存分に利用したら良いのではないかな?と思っています。


NISAとiDeCo上手に活用していきたいところですね🥰





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