Sayaのつれづれ投資日記

投資していたらいつの間にか投資家同士で結婚して2児の母になってるちょっとした変わり者のブログ。頑張りすぎない資産形成の状況や働き方などさまざまなことについてつれづれと綴っていきます。

子どもにかかる養育費について

こんにちは、Sayaです。
子どもができて、やはり毎日出ていくお金があるので、やりくりしたりしながら過ごしています👛


「子どもがいるとお金がかかる」とはよく言われるもので、確かに出ていくお金は独身時代よりも多い印象です。


しかし、実際のところどれぐらいかかっていたり、これからかかるものなのか?
いままできちんと考えたことがなかったので、少し調べてみました。



子どもにかかるお金は大きく分けて、養育費と教育費
我が家はまだ、0歳と2歳ということもありますが、助成金などもあるので、そこまでかかっている!?と正直思いました。


だって、子ども1人当たりに月10万円?、だったら子ども2人の我が家は月20万円が出ていってる?(いや、そんなことはない)


そこで、一般的にデータで出される数値をもう少し深掘りしてみることに。
まずは子どもにかかる養育費について、改めて考えてみます✨☺️


一般的にかかる養育費について

子ども1人当たり月10万円が目安

まず、一般的にかかる養育費について確認してみます。
今回活用しているのは、以下のデータです。


平成21年度「インターネットによる子育て費用に関する調査」と呼ばれるもので、よく他の記事などでも参考にされています。



この中で、「就学区分別、年齢・学年別にみた年間子育て費用額」を見ていきます。

  • 未就学児(未就園児)では一人当たり 843,225 円
  • 未就学児(保育所・幼稚園児)では一人当たり 1,216,547 円(未就学児より約 37 万円多い
  • 小学生は一人当たり 1,153,541 円(このうち、学校教育費は105,243円)
  • 中学生では一人当たり 1,555,567 円(小学生より約 40 万 円多く、学校教育費はこのうち274,109円
つまり、0歳〜5歳までは保育園などに通っていると年間120万円で、月10万円はかかっていることになります。

で、はたと本当にそんなにかかってる?とリアルな世帯としては思うわけです。


じゃあ、年間120万円の内訳はどうなってるの?って話になりますよね。

ということで今回はひとまず、未就学児(保育所・幼稚園児)に限って、項目別にもう少し詳しく見ていくことにします👀


項目は以下の通りに分類されており、これのトータルが未就学児(保育所・幼稚園児)では年間120万円強ということになります。


A. 衣服・服飾雑貨費
B. 食費
C. 生活用品費
D. 医療費
E. 保育費
F. 学校教育費
G. 学校外教育費(学習塾費用など)
H. 学校外活動費(習い事費用など)
I. 子どもの携帯電話代
J. おこづかい
K. 祝い行事関係費
L. 子どものための預貯金・保険
M. レジャー・旅行費


では、この分類でどれだけお金がかかっているのか?のランキングを見てみると、以下のランキングのようになっています。


1位は保育費なので、つまりは保育料が結構かかっているという感じですね。
調査対象の平均世帯収入は600万円程度で、保育料月約3万円は妥当なラインでしょうかね。


2位は食費で、これは生きていくのに必要な部分なので、そこまで削れないでしょうか。
4位の生活用品はオムツなどが入ってくるので、おむつが外れたら少し減りそう…


これをみると、3位の子どものための預貯金・保険が結構高くて、将来に備える親が多いという感じですね。


あとは、レジャー・旅行費も高く、この辺は帰省などが含まれるとはいえ、昨今ファミリーでも旅行に行く風潮などが影響しているのでしょうか。
ある種の贅沢もしているという感じですね。



3位・4位のランキングをみていると、みんな「お金な〜い」と言いながら堅実にお金貯めつつ、遊んだりもしてる?(経済を回すという意味では、レジャーを楽しんでもらうのは良いことだと思うんですけどね😅)なんて。


それに、未就学児の場合は、I.の携帯代とかJ.のお小遣い部分はほとんどないものですので、よくよく見ていくと、本当にお金がなくて…みたいなのは少なそう…(それだったら、旅行はできないし、預貯金などもないはず)


というわけで、ここから、我が体感と合わせて、いくらぐらいかかっているのか?の実像にもう少し迫ってみたいと思います✨


実際のところの養育費について

保育料の無償化などで負担軽減されている面も

我が家は現在0歳と2歳の姉妹を育てており、どちらも保育園に通っています。
じゃあ、年間240万円子育て費用かかっているのか?というと、結論からいえば、体感的にはこの半分くらい(本当はもっと少ないかも…?)な印象です。


まず、ランキング1位の保育料etc.が一番お金がかかっているところですが、東京都では第二子以降はすでに保育料無償化が実施されているので、一人分しかかかっていません。(しかも、3歳になれば第一子も保育料無償化の恩恵があるので、かなり楽になる印象。)


2位の食費は、食費は増えますが、単純に3人家族→4人家族で金額2倍にはならないですね。
3位の預貯金などは一応2倍かな…?


4位のレジャー・旅行費は、双方の両親が健在なので、年に数回帰省をするし、別途家族での旅行もあるので、それなりに出かけています。
それでも、宿泊費などは子ども料金でみんなで泊まりますから、子どもが増えたからといって、急に爆増することはないですね。


5位の生活用品は確かにオムツなどがかかるとはいえ、東京都の出産・子育て応援事業の支援で育児に必要な用品をもらったりで節約もできています。



6位・7位の服飾費や学校外活動費は、我が家は姉妹なので、祖父母のお財布wやお下がり、活動はほぼ一緒にすることもあり、そこまでお金はかかっていません。


8位もお食い初めとか七五三とかイベントやっていますが、費用は工夫で節約できる部分も。学校外教育費も同じで、自治体が開催しているものなどをうまく使うと、お金はそこまでかけなくても今のところは大丈夫かな、という印象です。


9位の医療費については、東京都で令和5年より医療費助成の対象が高校生まで拡大したので、0歳〜18歳までは医療費がそこまでかかることはないはずです。(入院とかしたら全く費用はゼロとはいかないでしょうけどね😅)


今はおこづかいを渡していませんし、携帯電話代もかかりませんので、どう考えても月10万円で育てられないということもなさそうな…?🧐


かけられる人はお金をかけるでしょうが、ひとまず法外なお金がかかるという感覚は実感としてないですね😃


子どもを育てるのにはお金がかかる?

具体的な数値に落とし込むとそうでもないかも?

世帯収入が600万円の家庭で、だいたい年間120万円で子ども2人もいけるかも?という話でいうと、「お金がないから子育てできない」ということもない家庭も結構ありそうな雰囲気です。


今や共働きも当たり前でしょうから、世帯になればもっと収入が多い家庭は多そうですし、月10万円なら、それぞれが5万円を計上すれば良いことにもなります。


児童手当があることを加えると、子ども2人なら2万円もらえるので、それぞれで4万円ずつ出せば良いわけですよね。


月4万円…この数字をどうみるかという話ですが、趣味とかを諦めなくても支出できそうな人もいそうな…まぁ、このお金があれば他のことに使いたいって判断をする人もいるとは思いますが…


子どもができると、いろんなリスクを抱え込むことになるし、少子化が解消しないのは、きっとお金💰「だけ」の問題ではないのだろうなぁとは常に思うのですけども。


とりあえず、「子どもを持つのにお金かかるから無理」と思考停止しているなら、具体的に数値化してみても良いのかも?と思える結果でした。


さらに養育費については、節約できるところは節約できたりしますしね。
私もいろんな恩恵を受けながら、生きていることが分かったので、ありがたく子育てしながら、社会に還元できることはしていきたいなと思いました。


この記事を読んでくださった方の何らかの参考になれば、幸いです☺️