女性の人生とお金。資産形成が大切だと思う理由
女性の人生には、結婚、出産、子育て、介護など、働き方やキャリアに影響を与えるライフイベントが数多くありますよね。そのたびに人生の決断を迫られて、時として働き方を変えて、将来への不安が顔を出します。(本当に疲れてしまいますね😂)
さらに、高齢化が進む中、男性よりも平均寿命が長いため、老後資金の準備期間も長く必要だし、長く生きるための備えも必要。だからこそ、自分名義の資産を少しずつでも形成しておくことが、これからの人生を自分らしく過ごすための土台になると考えています。
今回は女性をとりまく環境などを考慮しつつ、資産形成の大切さについて改めて考えたいと思います✨(ちょこっと真面目に、でもしなやかに😉)
女性は結婚・妊娠・出産によって働き方が変わることがある
離職しなければいけない状況になりがち

当たり前のことなのですが、女性のキャリアは、ライフイベントによって大きく変化することがあります。
結婚、妊娠、出産は人生の大切な節目ですが、同時に働き方の見直しを迫られる場面でもあります。私は結婚で転居して仕事探しをしましたし、妊娠・出産で教職を離職し、いわゆる産休・育休期間みたいなものも全くとれずでした。(このあたり正社員なら恵まれていたかも💦でも、正社員だったら仕事の責任から子どもを持つという選択肢がとれなかったかも😇)
一時的に収入が減るとか、そもそも無職期間もあり、今は復職していますが時短パートなので収入も少ない。保育園にありがたくも入れていますが、周りにもフルタイムからは離脱したママたち、結構いたりします。ポジティブに前向きな人が多いとはいえ、転職や退職を選ぶのってかなりの決断だし、葛藤がある人だって当然含まれていますよね。
厚生労働省の「第6回21世紀成年者縦断調査」によると、女性の離職理由には「会社の経営方針に不満を感じたから」「給与・報酬が少なかったから」「労働時間が長かった・休暇が少なかったから」などが上位に挙げられているのだとか。
これだけ見ると、男女の離職理由はそこまで大きく違わないのでは?と思ってしまいますが、やはり家族の世話などの時間を確保したいけれど、そうした制度がない、理解がない、時間拘束がない、なのに給与が低い、みたいな事情が隠れていそうです。
女性が離職を選ぶ背景には、個人の意思だけでなく、社会構造や職場環境の問題がありそう…とのことで、このあたりが日本のジェンダー・ギャップ指数などに現れているのかもしれませんね。
ちなみに、2023年時点での日本のジェンダー・ギャップ指数は146カ国中125位。国際的に見て男女間の格差が大きい状況にあります。経済的参加度や機会における男女格差が顕著であり、これが女性の離職率の高さにつながっていると指摘されているとのこと。
こんな記事を参考にしています。
まぁ、見えない壁のようなもので、給与面での不利さがありますし、それでいて守られているわけでもないし…なかなかバランスがよいとはいえないのかもしれません。
(ただし、この指数の算出方法とかもどうなの?と思うところもあり、鵜呑みにではできませんが💦)
女性が離職する理由として、以下のような回答が挙げられているそうです。
自分の希望する仕事ができない
能力・実績が正当に評価されない
労働対価が適切ではない
残業が多く、休暇が取得できない
人間関係の悪さ
結婚・出産・育児・介護
心身の不調
結婚・出産・育児・介護など、依然として女性が私的生活の負担割合を大きく担う傾向が高く、多くの場合、女性のキャリアは男性のキャリアと比べて軽視されがちで、生活の変化に伴い離職の選択を迫られることがあります。(夫婦共働きでなければやってられなくなっている昨今、是正されているところがあるとはいえ、仕事をやめるなら給与が低い女性側などのような現実はまだまだある気もします。)
さらに、調査によると、30代が離職率の高さを示す一方、出産・子育て等の家庭事情が終了した40代以降は、非正規社員として前職を継続する傾向があります。また、子持ちは離職しやすく転職が困難であることも明らかになっています。(そうやって企業が安く労働力を調達しているともいえる。これを脱するのはかなり困難な現実があるってことですよね💦)
以下のような分析があるようです✨
こうした状況のなかで、女性は「一度キャリアが中断すると、正社員への復帰が難しくなる」ことを考慮すると、低収入や後々の年金受給額にも影響が出るわけで、結構由々しき事態になる可能性も高いってことが分かりますよね。
子育て・離婚・介護など他人に振り回されることも
キャリアの停滞なども十分にありうる

女性の人生には、働き方の変化だけでなく、家族に関わる予測できない出来事も起こりえます。子育てが落ち着いても、今度は親の介護が始まる、離婚によって経済的に自立しなければならなくなる、夫の収入が減るなど、周囲の状況によって自分の働き方や家計が大きく影響を受けることがしばしば😅
総務省「労働力調査」(平成24年)によると、介護・看護を理由に前職を離職した人は,完全失業者263万人のうち,男性が2万人,女性が3万人であり,非労働力人口3,232万人のうち,男性が13万人,女性が88万人である介護離職も女性に多い傾向があるとのこと。
データはこちらから。
お金があれば選択肢は広がりますが、結局介護などはお金だけでは解決できないこともあります。そもそも、介護が必要になったときに仕事を続けられる環境が整っているか、子育てと仕事の両立を支える制度や周囲の理解があるか、体調を崩したときに無理なく休める職場かどうかといった問題もあり、そういう環境かどうかって個人の努力でどうにかなるものじゃないですよね💦ある種、ガチャ的な?😂
また、キャリアの停滞は収入だけでなく、自己肯定感や将来への不安にもつながります。「自分の能力が正当に評価されない」「希望する仕事ができない」といった不満は、女性の離職理由の上位に挙げられています。年齢を重ねたらなおさらですよね😢
その点、資産形成は、こうした予測できない変化への備えの一つです。収入が減ったときに慌てず対応できる貯蓄、長期的に少しずつ増やしていける投資、自分名義の資産を持つことで得られる選択肢と安心感は、人生のさまざまな局面で支えになります。
投資の世界って老若男女で差が出るわけじゃないから、随分平等な世界だよなって思ったものです。おまけに爆益とか人並み以上を求めるのでなければ、体力もそんなにいらないので、体力少ない私からしたら、天国に見えます🤣
男性よりも深刻な「長生きリスク」
最後にやってくる長い老後を豊かに過ごすには

何より女性にとっての資産形成は、「お金を増やすこと」だけが目的ではありません。というか、お金だけあってもどうにもならないみたいな状況になりやすいことを意識して生きることが大事じゃないかなって思うんですよね。
例えば、女性の平均寿命は、令和元年(2019年)時点で87.32年。男性の81.25年よりも約6年長くなっています。
また、60歳時点の平均余命は、男性で約23.6年、女性で約28.9年となっており、60歳の人は平均的に見ると、男性は84歳ごろ、女性は89歳ごろまで生きる計算になります。
平均寿命が延びる一方で、健康寿命との差も課題です。厚生労働省の統計によれば、平均寿命と健康寿命の差は男性で約9年、女性で約12年とされています。つまり、女性は老後の期間が長いだけでなく、介護や医療が必要になる期間も長い可能性があります。
リアルにさ、最近90歳過ぎても元気なシニア女性、結構周りにいるんです。
もちろん、体の痛いところとかあるだろうし、多少人の世話になることも増えてきているのでしょうが。
「それでも最後までできる限りは自分の力で生きる」と思っている女性の多いこと。
そのために必要なのは、いわゆる「長生きリスク」への備えなんですよね。
はっきり言って、配偶者はいない可能性が高く、いたとしても自分よりよぼよぼかもしれないわけです。子どもがいたとしても、多少の手助けはしてくれても毎日手取り足取りとはいかない。
その上で、次のような資産を意識するのがいいのではないかな?なんて思うことも🧐。
金融資産(現金・投資)
やはり、生きていくためにはそれなりにお金は必要。食費はかからないかもしれないがゼロにはなりません。年をとれば移動の手段も徒歩だけというわけにはいかないでしょう。
健康という資産
健康寿命を延ばすことは、医療費の抑制だけでなく、働き続ける力、自分で選ぶ力、人と会う力にもつながります。定期健診、運動、食事、睡眠、歯のケアなどの予防医療、「将来の生活を支える投資」も意識したいところですね😉
自分名義の資産を持つこと
夫の収入に頼るだけでなく、自分名義の貯蓄や投資を持つことは、離婚や死別など予測できない事態への備えにもなります。(もちろん、夫とは信頼関係があると思っているのですけれども☺️)
学び続ける力
学校に通うことなどで長期的キャリア形成を維持するためには学ぶこともやめられないですね。仕事をするしないに限らず、認知機能の低下を防ぐためなどにも有効そうなので、続けていきたいなと思うところです。
人とのつながり
家族だけでなく、友人、近所の人、趣味の仲間、職場や地域のつながりは、困ったときの相談先にはなり得ますよね。安心して暮らすためには、深く広い人間関係でなくても、「たまに連絡を取れる相手」などがいることも大きな意味がありそう。
だれも彼もというわけにはいかないけれど、自分と気が合う人などとつながっておくのはQOLのため、またいざというときに気にかけてもらえる環境の一角になってくれそう。
世の中お金に流れがちですけど、お金だけでは解決できないこともあるのも忘れないでいたいところですね。お金があることで選べる未来は確実に広がりますし、その点ではお金も大事。自分らしく、安心して暮らし続けるために、お金も含めてしっかりとコツコツと備えを強固にしていきたいものですね😉